去年台湾行った時に見た。さすがにこの内容で3時間を英語音声中文字幕で見るのはかなりキツかったですよ。「京都は候補から外そう。新婚旅行で行ったんだ」のセリフで笑いが起きて、そこだけは僕も言ってる内容が分かって笑ったなあ。
日本語字幕で見るとやっぱりちゃんと面白いということがわかった。ノーランの映画ってどうも薄味だから好きじゃないけど、やっぱりすごいんだな。しかも、この映画が全世界でほぼ10億ドル近く売れてるの凄すぎ。
日本だと公開されるかがずっと不透明だったりバーベンハイマーのミームが問題視されたりと映画の内容そのものより場外乱闘のほうが面白くなってしまった感もあるが...
原爆の被害は想像を絶するものがあるし、映画見ててもオッペンハイマーの苦悩なんて被害者の悲惨に比べればどうでもいいじゃないかと思わないこともないが、一方で日本が犯した戦争犯罪を見て見ぬふりしておいて原爆の被害ばかりことさら主張する日本人の面の皮の厚さにあきれさせられることが多いので、アメリカに何か言いたかったら、まず日本の歴史修正主義を批判したほうが良いよ。
ずっと公開されなかったのもひどいし、結局東宝東和じゃなくて小規模の会社の配給になったのも含めて、やっぱりどうかしてるよ。
