1937年ウィリアム・A・ウェルマンのオリジナル版から39年後、3度目のリメイク。
映画業界から完全に音楽業界へ舞台を移し、エスター・ブロジェットからエスター・ホフマンに改名、芸名のヴィッキー・レスターも廃した。
大スターノーマンのだらし無さは、酒にドラッグが加わり、仕事に穴を開ける破天荒さがパワーアップしている。
ファッションと音楽が70年代を色濃く彩り他3作とは違う趣きが見所の一つ。
バーブラの弾くピアノに合わせて歌うクリスの味わい深さはさすが本物。
そして何と言ってもバーブラの歌が素晴らしい、中でも「Evergreen(愛のテーマ)」は必見!
ノーマンの死は4作中唯一事故か自殺かをぼかした演出。
残念なのは、純愛がテーマなのに今作のみ取材に来たライター女と寝るノーマンは余計かな。
名台詞「君を見たかった」もあり、ノーマンの気持ちが切ない。
監督 フランク・ピアソン
キャスト
バーブラ・ストライサンド
クリス・クリストファーソン
ゲイリー・ビジー
オリヴァー・クラーク
ヴェネッタ・フィールド
クライディ・キング
マルタ・ヘフリン
M・G・ケリー
サリー・カークランド
ジョアン・リンヴィル
アンクル・ルディ
ポール・マザースキー