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オテサーネク 妄想の子供のcharoのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
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狂気、狂気、ひたすら狂気。
タイトルバックから怖かった。


だけど癖になる。
最後まで引き込まれて見てしまった。


一つのジャンルには分類できないような独特さ。
けれど、ホラーやミステリーっぽさも感じつつ、
しっかりとしたダークファンタジーでもあった。


食人木への変貌と共に、成長するキャベツ、
クライマックスにかけての、住民との関係、
物語を彷彿とさせる、プロップのカットだったり、
表情のドアップだったり、全ての見せ方に、
こだわりを感じられた。とても秀逸な世界観。


オテサーネクって本当にあるチェコの民話なんだ。
食人木の粘土っぽい質感も好きでした。


(天気の良い日曜の昼に、不思議な世界へと
足を踏み入れてしまった感がすごい…)
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