タバスコス

オテサーネク 妄想の子供のタバスコスのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
4.0
チェコの映像作家、ヤンシュヴァンクマイエルによるチェコの民話をモチーフにした作品。
ダークなおとぎ話程度に思っていたが、主人公夫婦の住むアパートがイヤなあるあるで構成されていて面白い。やたらとお節介な隣人家族、無愛想な割にやたらとプライベートな部分に踏み込む管理人、小児性愛のジジイなど、充実のラインナップ。
崩れかけた均衡をオテサーネクが破壊する。ある種の救いのようにも感じた。それゆえにラストをどう受け取るかは人によって変わると思う。
食べ物はとにかく不味そう。
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