タク

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌のタクのレビュー・感想・評価

3.5
【2004年生まれ。子供の頃に見た懐かしい映画③】
ゲゲゲの鬼太郎最新作がバズっているという事で子供の頃見た懐かしい作品を久しぶりに鑑賞‼️
【キャスト】
      ウエンツ瑛士
    北乃きい  田中麗奈  
       大泉洋
間寛平 上地雄輔 河本準一 ソ・シソプ
  荻原聖人 笹野高史 佐野史郎
   寺島しのぶ ・ 室井滋
       緒形拳
【感想】 
〈前作よりも作品の質がレベルアップ✨〉
まず、作品の雰囲気がガラリと変わりました!
前作は、妖怪一杯出てきて楽しい✨みたいなお祭り映画だったのに対し本作は副題の「千年呪い歌」と重々しいタイトルにちなんでホラー要素が格段にレベルアップされていました!

序盤の寺島しのぶ演じる人魚の妖怪がいかにして濡れ女という恐ろしい妖怪になったのかがエピローグとして描かれます。
もう、この時点で前作の雰囲気とは一味違うのが直ぐに分かります。

他にも子供の時に植え付けられたトラウマシーンは今見ても強烈でした(笑)

〈バトルシーンもレベルアップ✨〉
前作では、いまいち盛り上がり欠けるバトルシーンでしたが、本作では肉弾戦というか妖怪それぞれの特質を利用して戦う能力バトルが熱かったです🔥
特に、砂かけばばぁってこんなに強いの?と子供ながらに衝撃を受けました。

他にも、前作では殆ど出番の無かった、
ぬりかべ、子泣きじじい、猫娘が各々のパートで活躍していたのが良かったです!

勿論鬼太郎演じるウエンツにも、しっかりとした活躍の場があって良かったです!

確実に前作よりも、皆活躍の場が増えてるし、それぞれの能力の実写化としても完璧の仕上がりでした✨

〈またしても、個性豊かな妖怪が出演〉
前作に引き続きのメンバーも多く、それが何よりも嬉しい事だ。
特に、大泉洋のねずみ男には本作でも何回も笑わせられた😁
本当にハマり役過ぎる!!

一番誰か分からなかったのが上地祐輔演じたサトリ。
これは、本当に化けたな❗と思います。
言われなきゃ分からない、けどしっかりと怖い、メイクの技術が今でも通用出来る位のレベルに仕上がってます!

寺島しのぶ、佐野史郎、緒形拳というベテラン俳優も見事に妖怪に変身していました!
特に、佐野史郎が蛇骨婆なんて誰が気づけるのだろうか笑

【最後に】
作風をガラリとホラーテイストに変えつつも前作の妖怪ファンタジー要素もしっかりと残っており、続編としての機能は存分に果たしてると思います!

テーマ性もしっかりとしており、人間と妖怪の共存を鬼太郎と楓、濡れ女と夫の関係性の中で時代を超えて貫いて描かれてるのも良かったです!

突っ込み所はまぁあるんだけど、今見ても普通に映画として楽しめる良い作品でした✨
タク

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