これもまた、プロジェクトX。建築モノということで、ますますその色が濃いですね。
しかも、そのプロジェクトXでやった瀬戸大橋建設の回の現場責任者と、この西田敏行演じる棟梁の生き様が非常に似ているので、ダブって見えます。
もし安土城が現存していたら、どれほどのものだったのでしょう?
歴史はロマンと言いますが、あの壮大な天守や城跡から当時の様子に想いを馳せる、まさに歴史好きがもっともグッとくる瞬間です。
しかし、あれほどの大工事ですから、駆り出された庶民の苦労は相当のものだったでしょう。
これから、歴史的建造物を見るときは、そういった名もなき庶民の想いを汲んで見るようにします。
コメディ要素ゼロの西田敏行は珍しいですね。
ちょっと違和感がありましたが、脇を固める俳優陣はみなハマり役だと思います。