スコセッシ、コッポラ、ウディ・アレンによるニューヨークを舞台にしたオムニバス作品。中ではスコセッシ作品がよかった。
『ライフ・レッスン』スコセッシ監督
売れっ子画家(ニック・ノルティ)が若い画家志望の女性(ロザンナ・アークエット)に振られるが、未練たらたらで束縛しようとする。プロコル・ハルムの曲が印象的に使われる。若いブシェミが出てたのがご褒美でした。ニック・ノルティがなかなかキモイ。
『ゾイのいない人生』F.F.コッポラ監督
父がフルート奏者のセレブな少女ゾイが両親の仲直りをさせようとする児童書みたいな可愛らしい作品。母役にはコッポラの妹タリア・シャイア。実際コッポラの父もフルート奏者だったから、父(祖父)をモデルにしてるのかな?ソフィアの脚本を活かそうとしたようにも思えるコッポラファミリー作品。撮影はストラーロ。
『エディプス・コンプレックス』ウディ・アレン監督
ウディ・アレンvs.口うるさい母。ある日マジックショーを観に行くと母が箱に入れられ消失。やがてありえない奇想天外な展開に。50歳過ぎのマザコン男がいかにもアレンぽい。ミア・ファローも出てます。