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キング・オブ・コメディのcocconのネタバレレビュー・内容・結末

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

やっとこさ観ました。いやー…色々と真実の分からない映画ですね。ラストが現実なのだとしたら、主人公は狂ったように見えてはいるけれどもなかなかにしたたかな男なのでは?それとも昔からの思い人を一途に強く愛し続ける変人…?彼女と約束をしてしまった故に別荘にも行ってしまったわけで、連行されながらも「有名になっても君のことは忘れないよ」と。そして夢に対してあれだけの情熱を持つことができるのはある意味素晴らしいことなのでは?と野心のない自分は思ってしまったり。それでもおかしな迷惑野郎であることに違いはないんですけどね…犯罪はダメですね。
「どん底で終わるより一夜の王になりたい」無差別殺人の犯人も言いそうな台詞ではありますが、少し響いてしまいましたね。彼の不幸な生い立ち話は自分には全く笑えませんでした…あれも妄想?
観た後もモヤモヤと思いを巡らせてしまう映画でした。
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