『ジョーカー』観た後に。
現実と虚構。
諸々描かれて入り混じり、どっちがどっちが分からない中、「え？これは虚構だよな……」と思いきや……。
ロバート・デ・ニーロの演技すごい。ルパートという、独りよがりで薄ら寒いヤベえ人間が現実味を帯びて目に飛び込んでくる。
ロバート・デ・ニーロって何度も出演映画観てるけど、なんでレジェンドなのか分かりました。（直前に『タクシードライバー』観てるのも影響ある）
ラストは完全に虚を衝かれて呆然とした。
現実は小説より奇なり。これがアメリカのショービジネス、消費者精神、文化ってこと？ルパートはアメリカそのもの？
批判なのか。まあ、おかしいよね。
現実なんか虚構なのか気になっちゃうけど、これが虚構だとするとただただルパートが頭おかしいだけの話でメッセージが通らなくなるかな…。
まあメッセージ的にはどっちでもいいんだろうな。でも描き方とそれまでの妄想との比較で「現実」に1票です。
