エリオット

現金に手を出すなのエリオットのレビュー・感想・評価

現金に手を出すな(1954年製作の映画)
4.8
ジャック・ベッケル②

ジャン・ギャバンの顔の映画!
これほど格好いい男はなかなかいない。
冷静沈着でありながら、情に篤く、沸る心を持ち、紳士的かつ野性的で女にモテる。

オッサン2人がパテを塗ったラスクを肴にロワールの白ワインを飲み、そのあとパジャマに着替えて歯を磨く、なんていうシーンがなぜか心に沁みる。

そしてハーモニカの哀しいブルースが初老の男の哀愁を盛り上げる。

「FIN」マークが出るとともに「渋すぎるぅ」と唸ってしまった傑作!