エリオット

BIGのエリオットのレビュー・感想・評価

BIG(2023年製作の映画)
4.4
大阪アジアン映画祭から「セレック・パレ」のウェイ・ダーション監督の最新作。

小児がん病棟の816号室に集う6人の幼い患者たち。その小さな宇宙の中で連鎖する生と死と再生。入口のドアに記された"816"の文字が“BIG”に書き換えられた理由は何なのか。(映画祭公式パンフレットより)

159分間、ほぼ病院の中だけを舞台に泣いて笑ってまた泣いて…と感情の波が激しく押し寄せるので、鑑賞後疲れはするがそれは心地よいものであって、長さは感じなかった。

子供たちはもちろんそれぞれの両親たちも皆出自や状況がかなり個性的で群像劇として面白く、過度にウェットにならないような編集も施されていて、こちらも是非劇場公開してほしい作品。
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