クイーンが好きなのに名盤オペラ座の夜の名前の由来となった作品をこれまで見ていなかったが、今回ようやく見ることができた。
でもコメディ路線の映画も多く撮ったレオ・マッケリーが監督した前作と比べて外連味が薄れていた気がして、やはりサム・ウッドはドラマ的な監督だったなとガッカリ。
マルクス兄弟の間抜けさは相変わらずだし音楽を強調したシーンやアクション主体のシーン(何回も殴られて気絶する男とか人口密度のヤバい部屋とか)も良かったけれど、前作や名前が使われたクイーンのアルバムより良いとはとても思えなかった。