鍋山和弥

エクスカリバーの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

エクスカリバー(1981年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

伝説の剣、『エクスカリバー』は、湖の妖精が、作った、平和のための剣。物語の冒頭、それを、欲したのは、平和のための、戦いとは、程遠い、『ウーサー』。彼は、平和のための、戦いを条件に、『マーリン』から、『エクスカリバー』を、受け取る。だが、『ウーサー』は、色欲のために、その約束を破り、再び、戦を起こす。『ウーサー』は、『マーリン』から、色欲を、満たす代わりに、色欲による、授かり物を、『マーリン』に、渡す、約束の元、『マーリン』から、色欲を満たす、協力を得る。その授かり物とは、色欲を、満たす、セックスにより得た、妊娠して、生まれた子供であった。子供を、奪われた『ウーサー』は、奪った『マーリン』を、追うが、『ウーサー』は、その途中で、兵に襲われ、命を落とす。だが、『ウーサー』は、命を落とす前に、自らの持つ、『エクスカリバー』を、岩に、突き刺す。そして、『マーリン』が、『ウーサー』から、奪った子は、『アーサー』と、名付けられる。そして、時が経ち、『アーサー』は、父、『ウーサー』が、岩に、突き刺した聖剣『エクスカリバー』を、引き抜く。『マーリン』の、教育で、誠実に、育った、『アーサー』は、『マーリン』の、助言の通り、平和のための、戦いに、身を投じた。その戦いで、忠実な騎士、『ランスロット』を得る。そして、遂に、平和を、勝ち取った、『アーサー』は、『円卓の騎士』を、立ち上げる。その後、『アーサー』は、妻として、『グィネヴィア』を娶る。そうして、平和な日々が、訪れた。だが、『グィネヴィア』は、『ランスロット』も、愛していて、浮気をする。それに、絶望した『アーサー』は、『エクスカリバー』を、捨てる。その上、『アーサー』の、産みの親の、子である、『モーガナ』は、父を、殺された復讐のため、『アーサー』を、逆レイプして、『モルドレット』を産む。その『モルドレット』を、王にするため、『モーガナ』と、『モルドレット』は、『モーガナ』の、魔法で、暗躍する。『モーガナ』の、暗躍で、『アーサー』の仲間は、死んでいくが、聖杯により、正気を、取り戻した、『アーサー』は、兵を集め、『モルドレット』に、戦を、仕掛けようとする。その途中で、『アーサー』は、シスターとなった、『グィネヴィア』と、再会し、再び、『エクスカリバー』を、手にする。そして、『モルドレット』との、戦いで、『アーサー』と、『モルドレット』は、相討ちになり、共に、息絶える。持ち主を、失った、『エクスカリバー』は、生き残った、部下の手で、湖の妖精の元に、返された。こうして、見ていると、全ては、『ウーサー』の、色欲を、満たすために、約束を、破ったのが、原因。結局、一族は、全滅した。やはり、約束は、守るべきだし、欲に溺れては、いけない。『アーサー』、『ランスロット』、『グィネヴィア』の、純粋な心には、感動。三角関係ながらも、美しい。
鍋山和弥

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