あおい

イップ・マン 序章のあおいのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
3.6
「葉問」の生き様を、しかとその目に焼き付けろ…

ドニー・イェン主演のカンフーアクション映画。ブルース・リーの師匠である葉問の半生を描いた作品。

◎ストーリー
広東で詠春拳の武館を営む葉問は、妻と子とつつがなく暮らしいた。しかし時は1939年、日中戦争の勃発により彼の人生は一転、貧しいその日暮らしへと転落してしまう。武術が求められなくなった世界で葉問はどのようにして己の誇りを保ち続けたのか?彼の史実に基づく話が幕を開ける…

すげぇスピーディな詠春拳によるアクション!これはハリウッドとかでは見かけない、さすが中国拳法!流れるような手さばきで、どんどん人が倒れていき、残ったのは唸って悶える者のみ。棒術も駆使して観るものを飽きさせない。

また、前半の割とほのぼのした雰囲気から、戦争突入後の暗い雰囲気が対比的。その中でも葉問が自身の詠春拳にかける誇りを失っていない生き様が目立っていた。強いけど、人に優しく、それ故好かれる葉問がとにかく男前。到底見習えないけど、見習いたい( ^ω^ )

日本人から池内博之なども出演しており、彼もまたキレのあるアクションを披露していました。

兎にも角にもアクションに見応えしかないので、香港映画好きにも、アクション好きにもおススメ。
あおい

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