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スモーキン・エース/暗殺者がいっぱいのhi1oakiのレビュー・感想・評価

2.8
◼︎ライアン“デッドプール”レイノルズ
◼︎ベン“DCEUバットマン”アフレック
◼︎アンディ“言わずもがな”ガルシア
◼︎クリス“ワンダーウーマンの彼氏”パイン
◼︎ジェイソン“ニック・ワイルド”ベイトマン
◼︎タラジ・P“キャサリン(Hidden Figures)”ヘンソン
◼︎ピーター“バトルシップの監督”バーグ
等の豪華メンバーに加えてアリシア・キーズとかコモンも出てる暗殺ドタバタ群像劇。
ただその豪華さが裏目に出てしまったのか、全員に見せ場を作ろうとした結果、主軸の無いストーリーテリングで全ての登場人物の存在感が薄い上に関係性がわかりづらい。近年多い“序盤に静止画で名前ドーン!でビシッ”なオシャレキャラ紹介なやつ。それ逆に名前覚えられないヤツだから…。
個人的にはネオナチ三人組が登場からブッ飛んでて面白かったのと、ジェレミー・ピヴェンが演じるマジシャンの大物ぶった小物っぷりが良かったんだけど、映画の中で活かしきれていない。いや、そもそも誰も活かされてないんですけどね。ベン・アフレックなんてなんのためにいるかわからない上にさらにその仲間が2人いるし。
バタバタした話がバタバタと進みバタバタとしたまま終わる。
なんとなくワイワイ楽しかったけど、自分が何か作業しながら流し見してたのかなと錯覚するくらい何も残らなかった。みんな一癖も二癖もありそうなキャラなのに、癖が弱い。せめて一応主役っぽいライアン・レイノルズくらいはもうちょっと掘り下げた人物描写あってもよかったんじゃないかな。
…ってコレ続編もあるの!?
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