安堵霊タラコフスキー

まわり道の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

まわり道(1974年製作の映画)
4.3
モノローグや台詞が多いから、ヴェンダースの作品として以上にノーベル文学賞作家ペーター・ハントケの文学性がよく分かる映画。


とはいえハンナ・シグラを乗せて並走する列車のシーンとかストローブ=ユイレっぽい移動撮影とか映像的にも良いところがいくつもあり、一風変わったロードムービーとしても面白味が感じられて良かった。

でもこの作品のナスターシャ・キンスキー、他の作品では見られないロリータ成分が感じられてちょっとヤバかった。