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昭和残侠伝のfilmtravelerのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝(1965年製作の映画)
3.8
①佐伯清監督
高倉健、三田佳子、池部良

1965年 着流しヤクザの全盛期。
1973年 仁義なき戦いが始まる。

敗戦直後の浅草で露天商を取り仕切る神津組に寺島清次(高倉健)が戦地から復員。妨害する新誠会と戦う。かつての恋仲であった三田佳子は縁のある組の女親分となっていた(極妻の片鱗)
先代の親分の争いごとを禁ずるという遺言を固く守り続けるが、我慢の限界が来る。

池部良の軒下の仁義が冴える。

浅草の対岸にある三囲神社(みめぐりさん)
無駄のないセリフ
男は男らしく、女は女らしくあった。