高倉健主演、池部良共演の任侠シリーズ「昭和残侠伝」の第一弾。
佐伯清が監督を務め、三田佳子がヒロインを演じ、松方弘樹、梅宮辰夫らが共演。
昭和21年頃、戦争で荒廃した浅草が舞台。宇都宮のやくざ風間重吉（池部良）が妹を探しに下町にやってきて、縁あってやくざの関東神津組に草鞋を脱ぐ。そんな折、関東神津組の親分が露天商のなわばりをめぐって対立組織の新誠会に射殺される。新誠会は新たに屋根付きのマーケットを作って勢力を広げようとしていたのだ。そんな時、戦争から寺島清次（高倉健）が復員してきて神津組三代目を継ぎ、組を立て直そうとするが…
高倉健主演、池部良共演の任侠シリーズで、クライマックスでは二人で対立組織に殴り込む。
高倉健は、もろ肌晒して唐獅子牡丹の刺青を露わにドスで大立ち回り。池部良は拳銃で援護。渋い高倉健と貫禄の池部良が大活躍です。そこに松方弘樹も加わり、三人が大暴れして魅せてくれる。
ラストは爽快ながらも切なく複雑な余韻を残して幕を閉じる。
「死んで貰います」
2024.1 BS12で鑑賞
