チャイニーズマフィアに真っ向から戦いを挑むポーランド系の新任警部とマフィアで強引にのし上がっていこうとする野心溢れる男。
この頃のマイケル・チミノの手腕は一流だった。
銃撃戦において抜群の冴えを見せる。
レストランでの無差別の銃乱射や奥さんが暗殺される場面、
最後の二人向かい合っての決闘は息を飲む。
組織には収まりきらない二人の男により、 組織V.S組織の戦いであったものがやがて個人V.S個人の戦いへとシフトしていく。
その男くさい野心のぶつかりあいにゾクゾクする。
個人的には中国系の若い潜入捜査官の死に様がかっこよくて好きです。