masahitotenma

ダーティハリー2のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ダーティハリー2(1973年製作の映画)
3.0
クリント・イーストウッドをスーパースターに押し上げた「ダーティハリー」シリーズ第2弾。
監督はドン・シーゲルからテッド・ポストに変更。

サンフランシスコ。
法で裁けない犯罪者たちが、白バイ警官の姿をした男たちに次々と殺される。
ハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)は、10年来の友人で何かと犯罪者の抹殺を口にする交通課の刑事チャーリー・マッコイ(ミッチェル・ライアン)を疑っていたが、チャーリーが死亡したと聞き、新人白バイ警官4人が犯人だとにらむ…。

~4人の交通課の新米警官~
・ジョン・デイヴィス(デイヴィッド・ソウル):射撃の名手
・マイク・グライムス(ロバート・ウィック)
・フィル・スイート(ティム・マティソン)
・レッド・アストラカン(キップ・ニーヴェン)

~その他の登場人物~
・捜査課の主任ブリッグス(ハル・ホルブルック):上司
・黒人警官アーリー・スミス(フェルトン・ペリー):相棒
・キャロル・マッコイ(クリスティン・ホワイト):チャーリーの別居中の妻。3人の子持ち。
・サニー (アデル・ヨシオカ):同じアパートに住むアジア系の女性。自ら声をかけ、一夜を共にしたいとお願いする。

"弾丸"と"射撃競技大会"と"誤射"
"白バイとのチェイス"
"空母内など港湾地帯での対決"

「100年前ここであったことをやっているだけだ。社会の敵は残らず処刑する。毒には毒。全て自衛手段だ」

「身の程を忘れないことだ」

2作目では、犯人役を警官にしたことで、イーストウッドの魅力であるダーティ感が薄れている(女にモテるのは、いつもどおり…)。
公開にあたっては“12大見せ場”をセールスポイントにしたようだが…監督テッド・ポストの力量不足は否めない。
やはり、ドン・シーゲルの第1作目には敵わない。
masahitotenma

masahitotenma