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革命前夜のズのレビュー・感想・評価

革命前夜(1964年製作の映画)
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ブルジョワジーの苦悩を描いた作品。
自らの自由を信じようとして、自分には全て変えられると信じようとしている若者が、実はただの本の受け売りで現実を変えたくない立派なブルジョワジーの一人だった、みたいな感じかな。
「現在が過去のように感じられる」っていうのはすごくわかる。豊かでありすぎることは不自由なんだな〜私もブルジョワジーか?全てを得られてしまうことは、精神の不自由を生み出してしまう。そういうところは少なからず私にもあるかもしれない。「革命前夜しか生きられない」のは私もそうかも。
「人は環境の中で生きるけど歴史を作るのは人だ」って覚えておきたい言葉だな〜と思った。
今を生きたいなと思った。けど難しいね…
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