haru

ポネットのharuのレビュー・感想・評価

ポネット(1996年製作の映画)
2.5
死を受け入れるまで。

事故でママをなくしたポネットは、ママに会いたくてたまらず悲しみに暮れていた。パパや大人たちは「ママはもう戻ってこない」と何度も言うが、ポネットはひたすらママを待ち続けるのでした。

ポネットがママの死を受け入れるまで。
ポネットや従姉妹たちが可愛くて癒されつつ、ストーリーは「ママはもういないんだよ」→ポネット涙、の繰り返しで、特におもしろくはなかった。いつまでも塞いでいるポネットに、大人たちが容赦なく現実を突きつけるのがフランス流?「イエス様は復活したけど、アンタのママは復活しないよ」とか、なかなか厳しいです。
ここで何かきっかけがあったり、パパあたりが「ママは天国でポネットを見守っているよ」とか心温まるセリフを言ってくれたりして、感動のフィナーレを迎えるものかと思ってたんですが、結局ポネットは誰の手も借りず自力で立ち上がってました。まだ小さいのにすごいなぁ。
haru

haru