ポネットの作品情報・感想・評価

「ポネット」に投稿された感想・評価

まほに

まほにの感想・評価

3.2
大人でも頭では死というものに理解していても心では受け入れることに時間が要ったりするのに、四歳の子供なんて到底難しいのは想像に容易い。
小さい身体で大きな現実を懸命に受け止める様を見てるだけで辛いものがあり、
時々ドキュメンタリーと混同するくらいポネット役の子の涙を見るたびに心が痛んだ。
Reiren

Reirenの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

母の死、死ぬことの意味を理解できない4歳の少女
ポネットと、子供たちなりの死生観

4歳とは思えない子役ヴィクトワールの演技が凄い

この年頃の、キリスト教下の子供たちの
宗教がらみの考え方や感性が興味深かった

ラストは結局そうなるのね~(母親出さずに
どう「死」という観念をわからせるのか
知りたかったけれど)と思った

幽霊の母親が、半透明とかでない、
ファンタジーしていないあたりが
フランス映画らしい
(生身のおばさんが画面の端からそそくさと
出てきたのにはちょっと笑った)

女の子たちの「独身」をめぐる会話とか
恋愛ごっこ遊びとか、ませていると同時に
少し残酷な感じも子供らしいリアリティーが
あった

ポネットが頑ななのと、子供の世界の話が
大半なので後半少し飽きたけれど
子役は演技が上手いし、フランスらしさが
よく出ていて面白い映画だと思いました
反則である。
4歳の小さな子供にこれ程の悲しい芝居をさせるとはいったいどういうことなのだろう、と考えてしまった。
かつて日本では芦田愛菜ちゃんなどが天才子役ともてはやされた。彼女は確かに「演技が天才的に上手」だったが、この映画の女の子は演技などしていない。監督は演技指導というよりも、子供に母親を亡くした悲しみを疑似体験させてしまっている。いや、4歳の子供に恐らく“疑似‘は通じないので、もっと言えば“騙して”本物の悲しみを引き出しているのではないか。あの涙や悲しみは本物のはずだ。だとすると言葉は悪いが、これはある種の虐待といっても過言ではないのではないか、そんなことまで考えてしまった。
大人が涙するために、無垢な子供を本当に泣かすようなことがあってはいかんのではないだろうか。とにもかくにも、この子が辛い思いをしていなかったことを祈りたい。

彼女を取り巻く同年代の子供達も本当に生き生きと演技とは到底思えないほど自然なのは驚きだ。
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』』や『ギルバート・グレイプ』で名を馳せたラッセ・ハルストレム監督を、子供を撮らせたら右に出る者がいないと思っていたが、このジャック・ドワイヨンという老監督のことをもっと知りたくなった。

映画の内容的には、お母さんが交通事故で死んでしまったことを受け入れられずに悲しみ、お母さんに会いたいと小さな女の子が延々と悲しみもがく姿を子供目線で活写してゆく。子供達の芝居はドキュメンタリーのようにリアルであり、ゆえにある意味、この上なく残酷な映画だ。

という訳で、掟破りなので本来ノースコアだが、いろいろな意味で一見の価値ありとして便宜的に3.5。
交通事故で突然お母さんを亡くした4歳の少女のお話。
誰よりも幼くて、誰よりも純粋なポネットの姿に心打たれる作品でした。

「神様の子供」になるための試験(?)を受けたり、全能の神様に祈ったり、1人でまっすぐに母親の死と向き合うポネットの姿に心打たれます。
そしてそんな過酷な状況に置かれたポネットに奇跡が起きるわけですが、それもポネットの純朴な視点で見てきたからこそ説得力があるし、きわめてポジティブで普遍的なメッセージを感じられて良かったです。

4歳にして過酷な現実を背負う少女の生々しくも繊細な演技は一見の価値ありです。これが役と同じ4歳で演じているというからびっくり。
全能の神様に祈るシーンの演技は本当に素晴らしいです。
大好きなママの死を受け入れることができず、ひたすらママを待ち続ける4歳のポネット
悲しむことをやめさせてあげたい大人たちの気持ちも、「ママのために悲しむの」というポネットの気持ちも間違いじゃないから切ない
ラストの奇跡は神様からのご褒美、そして彼女自身の成長だと思った
みんと

みんとの感想・評価

3.8
ジャケの愛くるしい少女が印象的な今作。交通事故で母親を亡くした4歳の少女の人生で初めてにして最大の試練を扱った作品。

ん~やっぱり可愛い!あまりの可愛らしさに気を取られっぱなしの序盤はその表情を見てるだけで不思議なワクワク感さえ。

幼い心を痛めるポネットを中心に子供の世界をひたすら追っかける。無邪気さが邪魔する年代だけに、当然長回しよりもカットの繋ぎ合わせの多さが見て取れる。ただ、それでもやっぱり喪失感に昏れる少女の表情は生々しくて、見事に演技してる印象を受けた。

大好きな母親を突然亡くした4歳の少女…
それだけでもう涙を誘う。
そして今更ながら“死”の意味を幼い少女から教わったかのよう…

ポネットの着こなす洋服達がまた可愛い。娘が小さい頃は子供服選びが楽しくて、着せ替え人形のように楽しんでた頃をふと思い出した。

それにしても流石フランスの子供。4歳にしてはなかなかのおませさんだった♡
4歳って何もわからなさそうで実はよくわかっている、いろいろわかっていそうでよくわからない、そんな年頃。母の死をどう受け止めるのか?そもそも死が何を意味するのか、どう理解するのか?ポネットが神様に祈りを捧げ涙を流すシーンは感動もの。母の「楽しむことを学ぶのよ」という言葉を胸に歩み出す。
子供たちだけのシーンも多く、みんな可愛くて演技が上手いのに驚き。
taemin

taeminの感想・評価

3.8
ドキュメンタリーかと思うほどに主演の女の子が健気で切ない。
中学生の頃に初めて観て、それから数年に一度は観てます。
歳を重ねて、何度か大切な人の死に向き合っていく中で、見る度に抱く感想が少しづつ変わっていくように思います。

キリスト教に拒否感を抱く方には不向きかもしれませんが、これほどに登場人物を絞って丁寧にひとつの死を描いた作品は珍しいと思います。
も

もの感想・評価

3.0
主役の子がすごい
4歳児に、死を理解しろ!乗り越えろ!そして成長しろ!ってそりゃ無茶な話よ。
さうす

さうすの感想・評価

3.0

死を伝えることの難しさ
曖昧な表現は誤解を招く
直接すぎると深く傷を付ける
難しいけど
大人がきちんと説明して
寄り添わないといけない

442本目 WOWOW
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