コブラ

インナースペースのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

インナースペース(1987年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

小僧共にはわかるめぇがクラウチングスタートキメて現実から逃げ出したい夜に観る映画というものがある。今作が正にそれ。こんなにメンタルヒールもらえるとはな。まあ観たのは日曜の真っ昼間だったけども。

生涯ベストエンディングの一つ。久方ぶりの鑑賞で心底スカッとしたので射精後賢者ヅラレビュー。

「誰かの悲劇は誰かの喜劇」を体現するマーティン•ショートの演技(体技)が本当の本当に好き。デニス•クエイドとのダブル主役なんだけど、芽生える二人の友情、マーティンの成長、クエイドの反省にホッコリしつつ目潮噴く。

店長「君にはスーパーのレジ打ちとしての輝ける未来がある!」

職業に貴賎はないし、約束された未来なんて下の毛50パー白髪のジジイには誠に結構なこととですなぁ、、、なんて思うけど、既知ではなく未知をチョイスするというエンディングには下の毛生え揃う前のティーン達に是非観てもらいたい。そして悉く失敗して欲しい。

ジェリー•ゴールドスミスの劇伴が永遠に鳴っていてくどいんだけどそれが良い。染みるし濡れる。時代よのぉ。


ミクロの決死圏を観ないとならないのにコレで満たされちゃって未だ未見。

ってくらいの個人的傑作。偏愛の部類。
あとメグ•ライアンの美しさは国が傾くレベル。


追記
Blu-ray収録の吹き替えごピンと来なくて字幕で観たんだけど、脳内再生されてる吹替はテレビ放映版なのかな。
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