がっちりしたストーリーはそれほど太くなくシニカルな小ネタが満載、というコーエン兄弟映画の中でも最も苦手とする部類。宗教がかっていたり何かの暗示のような「高く評価しないといけないような」雰囲気の場面が多数あるが、これ本筋にどう繋がるんだろう?というものばかりで滑ってる感満点で、ストーリーをしっかり追っかけていくタイプの自分としては正直辛いものがあった。ジョージ・クルーニーをはじめとして登場人物がやけに楽しそうなのと彼らの歌をはじめとした耳で聞く部分が古き良きアメリカの雰囲気満載で悪い気分はしなかったが...