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ゆきゆきて、神軍のdendohのレビュー・感想・評価

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)
3.5
ながら観しつつも睡魔に負け、最後は寝落ちしてしまったが、つまらない作品ではなかったよ。

本作については昔から名前だけ知ってて、勝手に『戦争映画かな』と思ってたのだが、いざ借りて観たらドキュメンタリーだった。というか『水俣曼荼羅』と同じ監督なのか。

奥崎謙三氏の時に暴力的な手段を用いるやり方は、注目を集める目的があったのかも知れないが、褒められたことではない。ただ戦地で何かあったか追求する姿勢自体は素晴らしいと思う。当時の人々はどのように彼を見たのだろうか。ただの変人として消費していたのだろうか。

authorの橘玲は好きではないが、下記の記事は本作の背景を理解する上で有意義だった。
https://www.tachibana-akira.com/2012/06/4386

ラバウルに滞在した水木しげるは、自身の体験を度々漫画化しており、補完の意味でそちらも読んでおきたい所。
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