びらびらマン

ホーリー・マウンテンのびらびらマンのレビュー・感想・評価

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
4.4
明らかにここでしか摂取できない毒素がある

カルトムービーとして有名な本作ですが、本当の意味での「カルト」ムービーで、ホドロフスキーの展開する宗教の世界観に迷い込めます

ドキュメンタリーでホドロフスキースキーの発する言葉に妙な魔力があるなと思ったのですが、本作もそれは健在で、ホドロフスキーが宗教の教祖に向きすぎている、、映画監督になってくれてありがとうと言う気持ちです(良くも悪くも)

しかも最後はそのホドロフスキー教の洗脳?を解いてくれる構造で、「フィクション」のこの世の終わりから離れて、今直面している現実世界に目を向けろと、生きろと諌められます

生きるのだるいなあ