ラグナロクの足音

オレンジと太陽のラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

オレンジと太陽(2010年製作の映画)
3.6
本当にあった史実の映画化はいつも面白い。その史実を知らないもんだからなおサスペンスチックに楽しめる。近現代、13万人もの恵まれない子どもを養子にだすという名目でイギリスからオーストラリアに労働力利用のために派遣された。子供たちには親のこともどこに連れていかれるかも知らせずに。人間はどれだけ多くの不都合な真実を隠してきたのか。映画撮影中の2010年両国政府が認めたってのは映画の力を感じるな。今でも家族探しは続いてるらしい。自分の仕事も似たようなもんだから興味深かった。しかししっかり父親の血をついでるなーシムローチ。
ラグナロクの足音

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