カルテル・ランドの流れで麻薬もの。高校生の時に当時若干流行っていたような気がする群像劇ものと思って見に行ったけど、麻薬問題とか社会的背景をあまり知らなくて、よくわからなかった覚えがあったので、この機会にもう一度。ストーリー別に色調が違う斬新手法なんだけど、青のストーリーと思いきや青じゃなかったり青の濃淡が違ったりするのが、意図が読み取れず気になってもやもやした。背景を踏まえてみると、群像劇ものとしても巧みに各話の人物が絡まってていい感じだった。フィクションということで、カルテル・ランドとは違って最後はちゃんと救われそうな終わり方で少しホッとした。でも現実はどうなんだろうか。
