トラフィックの作品情報・感想・評価・動画配信

トラフィック2000年製作の映画)

TRAFFIC

製作国:

上映時間:148分

ジャンル:

3.6

「トラフィック」に投稿された感想・評価

ドラッグにまつわる群像劇。複数のグループが少しずつ関わり合い、影響し合う物語。バベルほど薄くはないが、同じような印象。最後盗聴器つけた後、どうなるの?
ミッツ

ミッツの感想・評価

3.2
デル・トロ、アカデミー助演男優賞作品!

渋系な役者勢揃い、ソダーバーグの手腕さすが!

2001.20本目
tookーo

tookーoの感想・評価

5.0
劇場で観てから20年経つが、改めてDVD 自宅観賞、3つのシークエンスを目まぐるしく行き来するが、分かり安く尚且つ、各々の展開が気になり仕様がない❗兎に角面白い‼️
各々のシークエンスでのメッセージが心を打つ、プロデューサーに社会派のスタッフが揃っている為か、ジャーナリズム的なテイストが有り、S ソダーバーグが多かった上手にまとめ上げている。
見応え十分の作品‼️
すごい世界だった。麻薬カルテルと麻取の攻防では恐ろしい世界を見せ、家庭と薬物依存の話では明日は我が身の不安を煽る。見て見ぬ振りはできない悲惨な映像を、ソダーバーグ監督特有のリアリティーで魅せてくる。

なお、複数の世界が同時進行するが、映像で分けることができる。広げすぎたストーリーも、複雑になりすぎない工夫がされている。
✴️アメリカ&メキシコを舞台に
麻薬売買の全貌を暴いた傑作✨

麻薬僕滅を目指す政治家
アメリカとメキシコの捜査官
麻薬に溺れる若者たち
麻薬戦争に怯える庶民
ドラッグビジネスにハマる主婦など

麻薬に関わる人々を
通じて描いた壮大な群像劇

日本でも広まりつつある
麻薬.薬物汚染だが
アメリカほどでは
ないからなぁ。。。(;´д`)

って思いつつ
よく出来た構成に
感心しとりました😝

✴️同時進行する
3つのストーリーを
区別するため
画質カラーに分ける
手法は斬新⁉️

①アメリカの麻薬撲滅に動く
政治家とファミリーパートは
クールな青色系

②カリフォルニアパートは
柔らかい暖色系

③メキシコパートは
ザラつき渇いた黄色系

ひと目で大きい三つの物語軸を
見分けることができる
巧妙な仕掛け

✴️ ソダーバーグが監督だけでなく
撮影監督も兼任

アレ、映像が揺れる?滲む?
ザラつく。。?んだけど。。。?

撮影監督、大丈夫かよ?の
ツッコミ。。

実は撮影監督として
ソダーバーグ監督が
ピーター.アンドリュース名で
クレジット

ソダーバーグ=P.アンドリュースは、
臨場感やストーリーの全体感を
アタマに入れて撮影

ブレ、滲み、ザラつきも
すべては計算づくの
撮影制作に感服。。

✴️日本ではシャンプーCM女優の
キャサリン .ゼタ-ジョーンズは
妊娠中の姿でそのまま出演

ちなみにダンナは
マイケル.ダグラスで本作共演
英国系女優なんですねー

✴️アメリカは地理的にも
麻薬生産地の中南米と
近接していることから

日本とは比べモノに
ならないくらいの
麻薬.薬物が蔓延。。

ヤバいのは
わかっているけど
ヤメらんない。。😣

ヤバいのは
わかっているけど
儲かるし。。🤑

クスリが社会やヒトを
蝕んで破滅に誘う👿
MarkAKG

MarkAKGの感想・評価

4.4
20年前観た時は分からなかった。
何故に賞総ナメ?と思ったが再鑑賞で納得&圧巻。

私達にも降りかかる怖さ描いている。
ボーダーランのハシリの様な内容で麻薬カルテルの抗争など遥か遠くの世界。
確かにそうかもしれないが、本作はその根源の近く(蟻の巣の入り口の様な場所)を写しながらも幸せな遠くの家庭にまで浸透しうる恐怖をも描いている。

金持ちも貧乏人も統一して酷く悲しい結末をもたらす悪魔。

悪魔に頼るしかなかった心の闇。

ただハイになりたかっただけの人。

なんであれ結末には悪魔が待つ。

では悪魔とは何か、
この2人のセリフに反映されてる。

汚職将軍:
「治療?そんなもの必要ない。過剰摂取で勝手に死ぬ」

富裕層の少年:
「麻薬なんか見たこと無くても、
毎日金持ちの白人がここでヤク買えるか? って聞いて来たら誰でも売人になる。1日500ドル手に入っる。売価は原価の3倍。」

一度、悪魔と握手したら元に戻るのは至難の業。

まずは、

朽ち果てた野球場にライトを。

仕事で無くした家族との時間と絆を再び。

当たり前のそこから
再スタートなのかもしれない…
syuhei

syuheiの感想・評価

4.5
これまで観たメキシコ麻薬カルテル映画の中でもトップクラスによかった。過剰な暴力描写や恐怖表現を排し、様々なレベルでの様々な人々による麻薬との戦いを描く。マイケル・ダグラスはじめ俳優陣も良かったが、中でもベニチオ・デル・トロは抜群やん。そらオスカー獲るわ。
追う者、追われる者までもが麻薬に毒された世界の混沌。

アカデミー賞がソダーバーグ一色に染まったこの年。彼は、麻薬カルテルの群像劇の本作と『エリンブロコビッチ』を2000年に発表し、翌年のアカデミー賞ではオスカーを爆稼ぎする訳だが、当時はポールトーマスアンダーソン『マグノリア』とも比較されたのであろう。
本作では、東海岸系ワシントン、オハイオ、西海岸系カリフォルニア、そしてメキシコの舞台をクセの強い3つの映像フィルターで色分け、主に4つのエピソードを絡めて同時進行させる。
この映画が画期的だった点は、のちに『ソーシャルネットワーク』なんかで流行りだす、膨大な情報量の圧縮型語り口を実験映画風のパート分けによる交通整理が、当時はウケたのだろう。

徹底した断絶による同時進行が、観客に脳内相関図を掻き立てられ、終始油断を許されない。その為本作は明確な主人公が存在せず、代わりに"麻薬のルート(トラフィック)"が狂言回しの役割を果たす。
麻薬カルテルを追う者をはじめ、本作はモブキャラに至るまで麻薬の魔の伝染病に侵されてることがわかる。
特に印象的だったのは、キャサリンゼタジョーンズ演ずるカタギの主婦だ。彼女は家庭を守るため、通り過ぎる麻薬ルートへと自ら手を伸ばし、毒をもって毒を制すことで家族を救おうとするのだ。

そんなドライさ100%で物語られるソダーバーグ流群像劇だが、どうにも自分にはハマらなかった。一つ一つのエピソードは面白く感じたにも関わらず、感情移入の一歩先に"断絶"され別エピソードを語られる編集スピードがダメで、映画の呼吸と自分にズレが生じてしまった。
結果、観終わると山なしオチなしの平坦な鈍重さを感じてしまいました。いや、密度こそはハンパないんですけどね。

同じ断絶系群像劇なら、マグノリアの方が心を動かされたなあ。
色使いに意味を持たせることは色に演技を求めることである。その色の演技が良い味出してるんだなあ。笑
正直言ってストーリー自体は少し退屈だった。
軸となるストーリーがいくつかに分かれていて麻薬をめぐる部分は共通しているものの
特にそれらが交差することもなく進んでいく。
個人的にはメキシコのデルトロのストーリーが良かった。
助演男優賞も納得の演技だったと思う。
各ストーリーが色分けされているのも印象的で、またそれが良い。
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