okapi

恋する惑星のokapiのレビュー・感想・評価

恋する惑星(1994年製作の映画)
4.2
観るのは2回目、だけど1回目はあんまり覚えてないので今回が初見みたいな気分で観た。
むしむしじめじめした香港の空気、鮮やかな構図と色彩、魅力的なキャラクター。スクリーンで観ると音楽にも圧倒された。夢中人がながれた瞬間とエンディングは、軽く電流がながれるくらいドラマチックで胸が躍った。ふわふわとした浮遊感のある映画と空気だから余計にかもしれない。カルフォルニアドリーミンも、一回聴いたときより体が踊る感じがした。隣の人の頭が揺れていた。
とにかく鮮やかでみずみずしい。わたしが生まれたくらいの映画とおもえない新しさ。よくあるつまらない恋愛映画とは違うなあ〜。でも雰囲気映画だから、あらすじみてなるほど気づかなかった、て部分もわりとあった。余韻とワクワクさが残る終わり方がよかった。

あと模様替えシーン大好きだけど、今回太陽の柄のシーツが可愛すぎて目を奪われた。わたしのシーツもあれに変えてほしい。
okapi

okapi