豆onpeets

ダークシティの豆onpeetsのレビュー・感想・評価

ダークシティ(1998年製作の映画)
5.0
雰囲気💯最高


廃れたホテルの一室
揺れるライト
薄暗く浴室のタイルは緑色に光っている。
浴槽の湯は濁ったピンク。



その浴槽には額からわずかに血を垂らしている男性が。



そして目を覚まし、辺りを見回すと


身体中に渦巻を描かれた娼婦の死体が。



彼には記憶がなく、唯一の手がかりは


『シェル・ビーチ』と書かれたポストカードのみ。




それを手掛かりに、
自分の記憶を辿る為、シェルビーチを目指すが、、、。




 🌃🌕 🌃🌕 🌃🌕 🌃🌕 🌃🌕



マトリックスに近いストーリー。



しかし、マトリックスと違うのは
『仮想空間』ではなく『刷り込み』と言う所。



追跡者は
エージェントスミスでは無く、ヘルレイザーみたいな。



もしくはタイラントみたいな格好の人間に追いかけられる。




さらに、主人公は殺人犯としても警察に追われる


【警察はスタンドバイミーの不良を演じた
キーファーサザーランド。】
(豆はジャックバウアーを観ていない。)




主人公のマードックは追われるうちに
何故かチューンと言う、不思議な能力に目覚める。




改ざんされる記憶。
出口の無い街。



そして、朝が来ない ずっと夜の街。



そんなダークシティで、マードックは自分の世界の異変に気づいていく。


💉💉 💉💉 💉💉 💉💉 💉💉 💉💉 💉



映像的に思ったのが


キューブリック的なシンメトリーシーンがふんだんに取り入れられている。



それもあって不気味さもある。


そして、チューンの力で街並みが変化する映像が楽しい。



この辺りが視覚的にめっちゃ楽しませてくれる。



テーブルが伸びたり
天井が豪華になったり
階段が伸びたり
ビルがグニャグニャ建ったり




更にはスチームパンクさと
ティムバートンっぽい世界感も感じられて
ファンタジー的にも楽しめる。


何だったら最後には、、、。


これは観てからのお楽しみと言うことで。



なにより、

ジェニファーコネリーが最高に似合ってる作品だなと思いました。


この作品、ジェニファーコネリーがバランサー的な役割を果たしている様な気もしてます。

個人的に。



やっぱ可愛いし綺麗だしかっこいいし。



フェノミナもう一度見ようかな。。


🐛⭐︎⭐︎⭐︎ ⭐︎⭐︎⭐︎ ⭐︎⭐︎⭐︎ ⭐︎⭐︎⭐︎ ⭐︎⭐︎⭐︎ ⭐︎⭐︎⭐︎ ⭐︎⭐︎⭐︎


ネタバレ☟












死体に寄生する異邦人。


人間を学習したいが為に

様々な時代の人間の記憶を混ぜこぜにして
人間を観察している。


何故なら、彼らはひとつの思念の元にしか生きて来なかった。その為に滅びようとしていた。


生き残る為には、心を持つこと。


だからこそ、人の心を欲していた。




『調べる所はここじゃ無い。』

人の心は頭を調べても出てこない。


かっこつけやがって、、。くそぉ。





90年代の
超能力バトルがやっぱり熱かった。

超能力の表現が
AKIRA的なスタンス。

直立不動というか何というか。


まぁ、見れば分かりますよ。


でわでわ〜👋
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