【世の中、まだまだ捨てたものじゃない】
言いたいことも言えないこんな世の中ですが、
性善説を信じたくなる人間の暖かさに触れることができた映画です。
あらすじ↓
主人公のパッチは、精神病院に入院した際に、人を助けることの素晴らしさを感じる。
そして、彼は医者になるために、医科大学へと向かうのだか・・・
私の目から涙がぽろりと落ちました.°(ಗдಗ。)°.
号泣とはなりませんが、目頭を熱くさせる物語として間違いないでしょう。
これが実話ベースとは本当に驚きます。
患者も医者である。
いつから医者は椅子にふんぞり返る人になってしまったのか。
医者の権威とはなんなのか。
患者を助けるのが医者でいいではないか。
どの医療ドラマでも患者と医者は対等な立場であるべきか、必要以上の感情移入をすべきか否かについてはテーマとなりますよね。
その賛否がどうというよりは、そういう考えをもつ人は心に優しさのある先生だと思います。
もちろん、患者に同苦するだけでは、いい医者にはなれません。
膨大な知識が必要なことが前提ですが、しかし、この知識を持ちつつ人に元気や勇気を与える存在となったときもはやその人は神か仏なんじゃあるまいか。
そんな風におもいました。
中盤、辛いシーンもありますが、彼女の存在なくして、彼は今存在しなかったのかもしれません。
そのため、崖の上で、神に向かって問いかけるシーン。蝶が飛んでいくシーンはかなり印象に残りました。
なにより、ロビン・ウィリアムズの素敵な笑顔に癒されるのなんのって。
いや~いい映画でしたな。ってつぶやきたくなるくらいにはいい映画でした。
オススメです。
2016.4.9