自殺未遂が原因で精神科に入院したことをきっかけに、人と触れ合い人を笑顔にさせることの喜びを知って医学の道に進んだ実在した医師、パッチ・アダムスの物語。
もう感動が止まらなかった。
こんなにも人がもつ“温かさ”を感じられる映画は初めて。
生きる希望を失っている人、誰も信じられなくて心を閉ざしている人、難病を持った子供たち…病院で出会う全ての患者に「笑い」を届ける医学生のパッチ。
周りの反対を押し切ってでも患者と向き合って心に寄り添うことに必死なパッチ。
こんなに患者と対等の立場に立って「笑い」という原動力を与えてくれる医者がこの世の中にいるだろうか。
常に笑顔を忘れないユーモア溢れるパッチを見ていると押さえきれない想いが込み上げてきて目頭が熱くなる。
「病気の最大の敵は“死”ではなく“無関心”」
まさにそう。
医学の世界で働く人、日々の忙しい生活の中でつい笑顔を忘れてしまう人、悩み事を抱えている人、温かい気持ちになりたい人…
色んな人に観てほしい、生きる活力をもらえる映画。
