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妖星ゴラスのbibliophageのレビュー・感想・評価

妖星ゴラス(1962年製作の映画)
2.8
ウルトラマンのビートルにも似た垂直離着陸機がかっこいい。ミニチュアの特撮や、宇宙の絵がとっても懐かしく、よくぞこの時代に作っているなと思う。特に電車の線路の作りが凄いと思いました。

地球の6千倍の重さ、大きさは地球の4分の3の妖星ゴラスが地球に迫ってくる。地球を守るには、ゴラスを爆破するか地球が逃げるか。南極に巨大なジェットエンジンを設置して地球を動かしてしまう。科学的にはきっと荒唐無稽なお話。地球にエンジン付けて、火を噴いたら地球って動くのかな?

怪獣も登場しますし、みんなで応援歌を歌うミュージカルシーンも、記憶喪失のシーンは2001年(こちらの映画の方が先ですが)かと、盛沢山すぎるきらいがあります。

ただ、スクラップ&ビルドに帰着するのはどうなんでしょう。戦争後、高度成長時代だったからかもしれません。ノストラダムスの大予言の10年以上前の作品でした。
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