妖星ゴラスの作品情報・感想・評価

「妖星ゴラス」に投稿された感想・評価

隕石が地球に衝突の危機にあるのだが、この映画では隕石を破壊するという方向に話が進むのではなく、地球を移動して隕石を避けるという意表を突くやつ。
他の天体を飲み込みながらどんどん巨大化する妖星ゴラス。水爆で吹き飛ばすのは不可能なほどの質量を持っており、このまま迫ってくるといずれ地球も飲み込まれてしまう。
かくなる上は!と人類は一致団結して南極に大量のロケットノズルを建造、ゴラスが通過するまで地球の位置をずらすといういろいろ心配になる計画を実行するのであった…。

地球に迫る隕石に対しては核兵器で爆破処理するのがすっかり定番()となった昨今ではありますが、日本特撮の黎明期にその逆の発想を行く作品があったことに驚きです。

巨大な天体が迫ってくるというSF映画定番の内容ではありますが、実は怪獣ものの基本フォーマットにかなり則っている作品です。不思議な特質を備えた怪獣が現れて、それに対してどう対処するかで1本の作品にする…という。そういう意味ではこの映画の主役は人類ではなくタイトルどおりゴラスなのかもしれません。

人類側の描写はゴラスの観測に行く人たちとジェットパイプの建造に行く人たちに途中から別れるのですが、観測員の一人があまりのショックに観測中に記憶をなくしたり、固い岩盤を無理に砕こうとして落盤が発生するなどトラブルに見舞われます。極めつけは南極での怪獣マグマの出現。

…この映画、確かに東宝の特撮映画なのですが特にゴジラとかとの繋がりはなく、世界観的に怪獣が出てくる理由はまったく無いのですがなぜか終盤唐突にでっかいセイウチの怪獣が現れます。機械トラブルを警戒していたら怪獣が現れるというまさかの展開は粗筋を知っている自分でも目が点になりました(笑)。
なんでも当時、せっかく特撮なんだし怪獣を出してほしいという上からの無茶な要請があったそうで、海外公開バージョンでは彼(?)の活躍シーンはオールカットだそう。哀れ。

そんな裏事情丸出しかつ、もう50年以上前の映画ですが、"陰惨極まりない戦争映画を観ていたら突然フル装備のシュワルツェネッガーが乱入してきた"みたいな良い意味での台無し感が感じられて、マグマ君のことも含めて俺自身は大好きです(笑)。
初)50年前のアルマゲドン話。今作は激突してくる星を消滅させるんじゃなくて地球にロケットエンジン付けて避ける方法を選ぶ…志村サン池部サン上原サン西村サンとベテラン俳優陣の登場も豪華だが当時の特撮に感心する。特にミニチュア技術に。ただ怪獣が出てきたり記憶喪失男が出てきたり欲張り過ぎ…地球の犠牲になる時万歳してみたり、明らかにアルマゲドンとは違い日米の価値観の差が解るなぁ~
ここに掘り出しモノがまた  本田猪四郎「妖星ゴラス」

タイトルから察せられます通り、東宝の特撮シリーズです

円谷御大の総監修 そして本多猪四郎御大の監督です

「ガス人間第一号」という傑作がありましたなあ・・・

で、この「妖星ゴラス」もまたスゴイ

地球滅亡の危機を全人類で乗り切ろう、というパターン
「インディペンデンスデイ」や「アルマゲドン」など観れば「アホか」の一言でやり過ごせますが、

この円谷+本多のコンビはさすがに違う

何が?

謙虚と節度があります

ご覧になればお解り頂けます
デザインがカッコいいなーと思ったら小松崎茂さんなのかー納得。南極ミニチュアセットは見るからにミニチュアなんだけどそれがいい、そこがいい。多分予算がなかったらB級映画臭ハンパないんだろうけどやたら金かけてるのでちゃんとした映画に見える。64年でここまでの特撮作れるんだなーすごいなー
地球に妖星ゴラスが近づいてきてやばい事になりそう回避せねば映画。

てっきり、妖星ゴラスを探検する映画だと思っていたので少し【肩透かし】だった。あの巨大なセイウチみたいだけど、爬虫類らしい【南極怪獣 マグマ】は可愛かったが、どうやら今作クランプアップ前になって東宝上層部からの要請で仕方なく出したらしい。通りで突拍子もないわけだ。

しかし皮肉な事に、僕はマグマを表紙で見ていてそういう映画だと思って楽しみに見たのでここは嫌いになれずむしろ今作で一番好きな要素となった。

どういう映画がわかった上でもう一度見たいが、もう一度見たい魅力は僕には感じられなかった。
ただ回避方法が昔【かいけつゾロリ】で似たの見たことあって「んな馬鹿な。」で面白かったり、【映像技術】はこんな昔とは思えないクオリティで良かった。
キよ4

キよ4の感想・評価

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地球の軌道を変えるなんて
とてつもなく凄いぞ

ミニチュアセットも迫力があって
かっこいい
LeSoreiyu

LeSoreiyuの感想・評価

4.0
終盤の余計なアレは見なかったことにして、
終始科学者対自然の脅威という、これ子供向けか?という本格SF作品。
何も知らない子供の自分は、
地球動かすなんて事したら宇宙が爆発してしまう!
とおっしゃる親父の言葉を信じて、すげーことやる映画だなぁ、と見てました。
2012/10/31

「プロメテウス」のハンズアップは
この作品へのリスペクト?
隼号!
ジョニ赤!
ペギラ?
東宝特撮を鑑賞するための映画

文化遺産的価値ありですね

このレビューはネタバレを含みます

うほ!!!!作戦勝ち!!!!!!!!!
にへいさんが好きだと再確認できます
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