こちらも何度目かの鑑賞。
ゴジラ初カラー作品
話の流れ的には、逆襲ゴジラと繋がっているっぽいけど、顔は別人(別ゴジラ)。
雪崩の重みのせいか、平たくやや爬虫類っぽい仕上がりで、お目々は三白眼の愛嬌のあるお顔になっている。
7年ぶりということで、初代の戦争や核兵器の面影は鳴りを顰め、エンタメに特化した世間が想像する怪獣映画の形がここで完成している。
中でも気になるのが、やはり偏見に満ち溢れたどこかの島の民族描写である。笑
明らかに日本人顔の肌を黒く塗った人たちが、大挙して歌ったり踊ったりする様子は、馬鹿馬鹿しいけれど不思議な迫力がある。
定番とは言わないまでも、他の作品でも散見されるので、これも一つの雛形と言っていいと思う。
特撮は当たり前だが、高クオリティで対決シーンをはじめ見応え抜群。