幕のリア

キングコング対ゴジラの幕のリアのレビュー・感想・評価

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)
3.6
"これがゴジラだ!怪獣だ! 新文芸坐 大ゴジラまつり"

なんとか一本は観ておこうと、4Kデジタルリマスター版の本作を初鑑賞。
前作から7年ぶり第3作目にして初カラー作品。
観客動員数はシリーズ最高のなんと1120万人!
老若男女9人に1人は劇場で夢のタイトルマッチを観戦したというわけだ。

本作でのゴジラは重厚感にはやや欠け、コングの方もブサイクな顔面とエテ公ムーブでやはりライトな味付け。
ドラマパートは高島忠夫が軽快にコミカル要素を彩り、後のお気楽怪獣映画のフォーマットの先駆となっている。
両リンも懐かしくて良いよね。

シンゴジラ続編の報は来年のエヴァの後になるのだろうが、大金をかけて完成されつつある便器のフタこと新国立競技場をゴジラにぶっ潰して欲しいものだ。

今日の一曲は、
キングコング→ゴリラ→ゴリ→ゴーリー
と連想し、デトロイトのガレージバンドを

There But for the Grace of God Go I /THE GORIES

https://m.youtube.com/watch?v=kM4JBww0VMA

2019劇場鑑賞54本目
幕のリア

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