Kumonohate

極道の妻(おんな)たち 赫い絆のKumonohateのレビュー・感想・評価

3.8
話は多少複雑だが、まとまりが無いワケではない。相変わらず、登場人物たちの描かれ方は多面的で、彼らがとる(とらざるをえない)行動はいちいち納得できる。それ故に、やるせなさや切なさが醸し出され、それが作品全体を覆っている。そして、そんなムードに満ちた物語を、ヒロイン(岩下志麻)によるスジとケジメがビシッと貫き通している。しかも、ひたすらカッコ良く。よく書かれた脚本だと思う。面白かった。
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