Kumonohateさんの映画レビュー・感想・評価

Kumonohate

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アレクサンドリア(2009年製作の映画)

4.1

キリスト教徒による異教徒(古代神信仰やユダヤ教など)迫害が起きていた5世紀前後のアレクサンドリアを舞台に、女性哲学者・数学者・天文学者ヒュパティアの後半生を描く。こんな人が実際にいたとは知らなかったの>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.4

たいへんナイーヴな作品。全編に漂う孤独感とか寂寞感とか断絶感とかは流石だし、ジョン・スノウの時と同様、どこかもの憂げで自信なさげなキット・ハリントンは見事にマッチしている。ナタリー・ポートマンもスーザ>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

痛快。爽快。ツボる。萌える。燃える。スピーディ。ファッショナブル。キュート。カッコイイ。ユーモラス。クレイジー。カラフル。マーゴット・ロビー! ヘアゴム! 面白い。

弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.2

構成の都合上、個々のエピソードは短く連続性は薄い。それを想像でつなぎあわせながら観るのは新鮮な映画体験。エピソード間の断絶をもっと大胆にしても良かったかも。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.4

今みたいに社会が鬱々した空気の時にはこういうつべこべ考えないコメディは良い。キャストもすごく豪華。カラッとするよ!

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.5

ジュディ・ガーランドには、「オズの魔法使い」の可憐な少女という以上に、ショウ・ビズに蝕まれた悲劇の人というイメージが強い。もちろんその点が感動を生む種になるワケだが、あまりリアルにやりすぎると共感を得>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

妙に画面がカラフルで明るかったりと、一見するとホラーとしてはユニークだが、季節が夏で舞台が孤立集落で設定が怪しい儀式だったりと、実は正統派のホラー。集団に属することの恐怖と、集団から脱することの恐怖が>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.7

先が読めない病院ミステリー&サスペンス。面白い。けっこう粗(ツッコミどころ)は満載だがスピーディーな展開が余りそれを感じさせない。しっかし、最近の犯人って、誰も彼もみんな一様にピエロのお面だな。

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.5

実写であれCGであれ、ドラマであれノンフィクションであれ、映像コンテンツであれそれ以外のコンテンツであれ、コンテンツであれリアル世界であれ、我々は多かれ少なかれ動物を擬人化して彼らと接する。その程度は>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.4

余命宣告されたボクサーがヤクをめぐるイザコザ(抗争?)に巻き込まれ…という魅力的な初動から、中盤以降は三池節が炸裂。ベッキーのお芝居は、あれ、わざとなんだろうか。

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.5

自分だってお店にフリーWi-Fiとかあったら楽勝でログインしちゃうしリアルで面白かった。展開もスリリングだったし、犯人もなかなかわからなかった。

ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.8

さすがの岩合さんカットの嵐。こんなカットどうやって撮ったんだ?ってほど猫たちが人間のお芝居にからんでいる。そしてもうひとつの白眉は、これまでに見たどの猫映画よりも、猫と人間の共生がしっかり描かれている>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

2.7

もはや強カッコイイSEXYなヒロインは普通。なので敢えて「チャーリーズ・エンジェル」やるなら新機軸を!と期待したんだが…。あれが新機軸だというならもっとそっちに比重を置いたら(ネタバレ回避につき表現が>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

テーマやメッセージは良い。だが、アメリカのマスメディア事情等に通じていればそうでもないのかもしれないが、3人の女性たちの描き込みが弱い。また、そもそもキャラが重なってしまっているところに、無理して役割>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

全編ワンカットなんてのは嘘。明らかにカットが分かれている箇所はあるし、おそらくカットが分かれていると思われる箇所は随所にある。

だが、本作のハンパないリアリティや没入感や緊迫感は、ワンカットであるか
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.7

舞台設定とか血縁設定とか導入部の引き込まれ方とか、久しぶりにガッツリしたホラーを見たという印象。後半部も、敢えてうっすらとしか匂わせていないもうひとつ踏み込んだ設定があるように思う。夜泣き谷のトッペイ>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

2.5

舞台版は見たことないが、見たことあれば印象違うのかな。

米国で酷評されている気持ち悪さは別に感じなかったが、ストーリー性が希薄な上に、それぞれの猫のキャラクターがよくわからず、楽曲の歌詞を日本語テロ
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嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.8

今、現実世界には、古美術を巡るヤバい話がいっぱい。自分の身近にもあった。だから、古美術そのものへの興味もあいまって、前作同様、期待値マックス。

で、見て思った。内容やスケールが映画的じゃないという意
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.7

ストリッパーたちがウォール街のビジネスマンから金をむしり取ったという、実際に起きた犯罪が元ネタ。底辺の生活を送る者が豪勢な富裕層に牙を剥く、という構図よりは、見下された女たちが男に逆襲する、という構図>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

確かに面白いっすよ。犯人予測できないし、トリック練られてるし。まんま金田一耕助に置き換えても成立しちゃうくらいの普遍性もある。裏を返せば、それくらいクラシカルな推理劇。ダニエル・クレイグも、過去の名探>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.5

もともと「人工知能」だったのが呼び方が変わって、何だか新しいスーパー・テクノロジーが突如誕生したみたいな印象がある「A.I.」。しかも英語の頭文字になり意味不明になってしまったため、得体の知れなさ感は>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

良かった〜。ジョジョが可哀想だったり、強く生きていって欲しいと願ったり。ブラックでタブーに近いコメディーだが、ちゃんと支持を得られる作品になっているのは、社会が戦争やホロコーストにキチンと向き合ってき>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

相変わらず熟練のイーストウッド節。問題提起、エンタメ性、テーマ性など揺るぎなし。オリンピックを目前に控えた今の日本だからこそより強く感じられる恐怖もある。現実の日本社会でも冤罪事件やでっち上げ捜査がし>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.6

そうだったそうだった、あん時は確かにそう感じた、ってくらいあの日々の恐怖を甦らせてくれた。それくらい迫真。だからこそ、2号機が爆発しなかった理由が未だに不明なのが怖ろしい。原発やっぱり要らねーと思った>>続きを読む

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.8

テレビシリーズ未鑑賞。そりゃあテレビを見ていればもっと色々楽しめたんだろうとは思うが、見て無くてもスイスイついてゆける。面白かった。

貴族の一族と使用人たちがひしめくイングランドの屋敷は多士済々、国
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

コメディとかミステリーとかの区分けを跳び越える流動性、個々のキャラクターやエピソードの強烈さ、分断された社会が生み出す軋轢の巨大さなど、強く脳に刻印される(わかりやすい)エンタメ作。その点は面白く満足>>続きを読む

帰って来た若旦那(1955年製作の映画)

3.4

いがみ合う老舗のカステラ屋と新興の洋菓子店。カステラ屋の乗っ取りを企む洋菓子店の女主人(清川虹子)と参謀(平田明彦)に押されっぱなしのカステラ屋の旦那(柳家金語楼)と番頭(森川信)は、アメリカ留学中の>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

ワムの同名曲にインスパイアされたエマ・トンプソンが脚本を書いたラブ・ロマンス、という予備知識により食指は動かなかったが、同じく食指が動かなかったにも関わらずひょんな事から鑑賞することになった知人から猛>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.4

原作未読だが、きっと映画よりミステリーとしては面白いんだろうなと思う。とにかくシチュエーションが秀逸。屍人とクローズドサークルの融合により、思いもかけないトリックが生まれ出ることは必定。しかしながら、>>続きを読む

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.1

公開はしばらく先。6人の男女がビルの中で命をかけた脱出ゲームに参加、その過程でいろんな真実が明らかになるという、そこそこよくある設定。でも、「ソウ」のスリル、「カイジ」のどんでん返しの方がすごい。

侵入する男(2019年製作の映画)

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都会のカップルが山の中の一戸建てを購入してお引っ越ししたら、その家を建てて長年暮らしてきた売主が何だかんだと未練タラタラで、その執着がどんどんホラーになってゆく。という、設定は悪くないんだけどな〜。先>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーや結末さえ書かなければネタバレにならないってもんでは無い。だから殆ど何も書けないが、実在のシリアル・キラー、テッド・バンディを描いた本作は、従来のシリアル・キラーものとは描かれ方が全く違う。>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

言うまでも無いが映像凄いし楽しめます。が、新味はゼロ。ネタ切れかなあ。

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