2009/5/28鑑賞(鑑賞メーターより転載)
(のらくら)チャップリン初期の30分程度の短編。要素がてんこ盛り過ぎてまとまりという意味では今ひとつだが、後の「独裁者」の基盤にもなっているような放浪者と上流階級という対照的な1人2役を演じるチャーリーのキレが相変わらず凄い。あと、チャップリン映画といえばそれぞれ印象に残るシーンがどの映画にも1つあるが、この映画は何といってもゴルフシーン。居眠りしたオヤジの口に入ったボールを飛び出させての「空中ボレー」には笑うとともに、こんな技術も持ち合わせているチャップリンの才能に驚いた。