リスボンにあるスラム地区が日々解体されていく中で、引きこもりドラッグに溺れる日々を過ごしている女性,ヴァンダの日常を映し出したドキュメンタリー。
集中力が続かず、これなら徹子の部屋の方がまだ観てられるというギャグが3時間の映画中に100回以上頭をよぎりましたが、ある意味凄い映画でした。
このコロナ禍に、体調の悪そうなゴホゴホする咳は、精神的ダメージが通常の5倍はありました。
但し、固定カメラでの映像はバチバチに決まっており、僕はヴァンダよりもペドロ・コスタに薬物疑惑を持ってしまうほど素晴らしく圧倒的な映像美でした。