bluetokyo

タッチ 背番号のないエースのbluetokyoのレビュー・感想・評価

2.7
達也、和也の双子の兄弟。達也が兄。そこに幼馴染の浅倉南が加わっている。三角関係なのだが、実は、恋愛感情の矢印は固定されているようだ。浅倉南は達也が好きで、和也は浅倉南が好きなのだ。で、達也は弟の和也に気を使って、浅倉南を受け入れない。
高校に入学してからの四月から甲子園夏の大会地区予選まで。和也は浅倉南のために甲子園を目指す。達也は才能があるらしいが、あえて野球部には入らなかった。冒頭が部活探しから始まるので、この意味は大きい。
地区予選決勝、ここで勝てば甲子園という日に、交通事故で和也が亡くなってしまう。このシーンがまさに出色である。直接は描かないで、周囲の登場人物の動きだけで説明していくのだ。
作画があんましよくないので、点は低くしてあるがいい作品だと思う。
bluetokyo

bluetokyo