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続・激突!/カージャックのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

激突!の続編かと思えば全然関係無かったものの、実話という事もあり別物として楽しめました!
カーチェイスシーンの見応えが凄く、中盤の野次馬野郎の銃撃戦などアクションとしても迫力があり面白かったです。
前半のそんなに要る?と思う後ろに続くパトカーの長蛇の列がシュールで、地味に無銭給油していたりと警察自体も乱暴で笑えました。
始めは夫婦の稚拙さが気になりましたが、物語が進むにつれて人質の警官同様に根は悪くない事がわかって、幼さ故にやり方を間違えてしまっただけなんだなと思い可哀想でした。
街の人々の応援に無邪気に喜ぶ妻を見て、本当に何故やり方を間違えてしまったんだと辛かったです。
不器用ながらもただ赤ん坊を取り戻したかっただけなんだなと思うと、夫が撃たれ絶望する妻のラストは悲しくて、美しいエンドロールの映像で更に虚しさを感じました。
この時代ならではの車を観ているだけでも楽しめる、夢中になれる作品でした!
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