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三十六人の乗客の一のレビュー・感想・評価

三十六人の乗客(1957年製作の映画)
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スキー場へ向かう深夜バスの中に凶悪殺人犯が紛れ込む。クセのあるバイプレーヤーたちが扮する乗客たちの中で犯人は誰なのか。これで面白くならないわけはないのだが、浮気相手の淡路恵子と共にたまたま乗り合わせた辞表提出済みの刑事・小泉博が全くヒーロー然としていなくて謎。やっぱりお前だったのかという犯人を乗客の男たちみんな揃って雪に埋もれながら追いかけるラストのお祭り感が大変めでたくて良いです。
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