社会風刺を効かせたSFスリラー。
設定やストーリーは結構好き。
裏にある社会風刺には現代でも十分通用する説得力がある。
一方で、心を病んだ末の被害妄想でもおかしくないわけで、紙一重だな〜と思った。
展開が全体的にモタモタしていたり、派手ながら雑な部分があったりと、良くも悪くもB級って感じでした。
ホラーチックになってもおかしくないストーリーながら、
B級ゆえの?どこか可愛げのあるエイリアンの造形のおかげでほんわか観られます。
有名な、大の大人が下らない理由で延々と喧嘩する…というプロレスシーンは、飛ばしそうになるのをこらえてきちんと観ました。