こういうのでええねんの決定版とも言える陰謀論のお話。実にアメリカン。
丁寧さをフル無視した荒削りな脚本がかえって好印象。
誰一人として論理的な行動を取る人がいなかったのがまず面白い。意外と人間みんなこんな感じかもなって錯覚するレベル。
見る限り中盤の殴り合いが冗長だという批判があるみたいやけど、あれありきでその後の怒涛の展開の意味不明な面白さが生じてるんやと思う。知らんけど。
ラストにかけてはほんまに目まぐるしい場面転換が変なカタルシスに化けてきて、冷静になって文脈をおさらいしたらアホらし過ぎて俄然笑ってしまう。
普通に昼寝もしたのに夜もめちゃ寝てしまって、ガチで無いんと同じやった土曜に見た夢みたいな映画でした。
