ざり

いのちの食べかたのざりのレビュー・感想・評価

いのちの食べかた(2005年製作の映画)
5.0
お肉とお魚を食べたくなくなりました。
暫くすると、この感情も忘れて暴飲暴食をするだろうなぁ、あぁ嫌だ。ジレンマ。

この作品を見たきっかけが、食肉に関する作品に最近触れたから。
日本の牛を解くお仕事をしてる方の絵本を読んだ。
牛の頭にピストルのようなものを押し当てると牛が崩れる。牛が何かを感じて暴れちゃうとストレスでお肉が固くなって売れないんだって。
そうなると、牛を殺した事になるんだって。解いてあげる為に、おじさんが牛にじっとしてるんだよって言い続ける。
絵本だか可愛い絵なんだけど、この映画は映像。それも淡々と、幾つもの幾多もの命が解かれていく。

一生のうちで日本人一人が食べるお肉の量は、牛2.4頭、豚21.3頭、鶏912羽だって。平均だから、それより少ない人も居れば多い人も居る。
みんな見るべき映画の一本じゃないかなと勝手ながら思う。

「いただきます」心を込めて言います。
ざり

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