このレビューはネタバレを含みます
だいぶ重いお話。
初代ゴジラと同じくらいの時期に制作されたけど、この作品に娯楽は一切無いと思った。観る前に父に「これはちょっと、ううん。でも観るべきだ」と言われたので一緒に観た。
一見頭のおかしいこのエネルギッシュな老人は、本当に頭がおかしいんだろうか?だって彼は人がいずれ死ぬことをちゃんと分かってる。
彼は死にたくないのではなく、「殺されたくない」から行動を起こしていた。
老人が考えすぎだとも思ったけど、考えようともしない私たちも十二分におかしいよ。自分が住んでるところなのにさ。
「原爆や水爆が怖かったら、地球から引っ越しなよ」