窃盗団のリーダー、チャーリー(マーク・ウォールバーグ)は師匠であるジョン(ドナルド・サザーランド)と仲間とともにベネチアで金塊強奪に成功するが、仲間の一人スティーヴ(エドワード・ノートン)が裏切り、ジョンを殺害し金塊を奪う。1年後、チャーリーと仲間たちはジョンの娘ステラ(シャーリーズ・セロン)とともに金塊強奪作戦を立て、スティーヴに復讐を図る。
ふざけたタイトルの割にはけっこう面白かった。
もともとマイケル・ケイン主演映画のリメイクらしいが、かなり現代的でスタイリッシュなアクション映画になっている。
「オーシャンズ11」を彷彿とさせるようなテンポのいいスマートな強盗作戦や、スピード感あるダイナミックな映像が盛り上げてくれる。
邦題にもなっているミニクーパーが軽快かつパワフルに走り回る姿は爽快で、特にシャーリーズ・セロンが運転している(ように見える)姿は本当に画になる。
そして出演陣が豪華。
この頃のシャーリーズ・セロンはとにかく綺麗だし、どんな映画でも爆走担当のジェイソン・ステイサムはこの映画にぴったり。さらに、後の「16ブロック」「はじまりのうた」が印象的なモス・デフが爆破担当で活躍する。
初めて観たときにワクワクしたが、10年、20年経っても、変わらず楽しく観られる良作だ。